全日本学生馬術三大大会2023
3種目総合優勝
今回の全日本学生馬術三大大会は三木ホースランドパークにて、11月1日から11月6日までの6日間にかけて行われました。
今大会で日本大学馬術部は、総合馬術競技で団体優勝、馬場馬術競技で個人優勝、そして3種目総合優勝をし、13連覇を達成いたしました。
開会式
2023年11月1日、三木ホースランドパークにて全日本学生馬術三大大会2023が開幕し、
その開会式に前年度優勝校として主将の4年長田結愛が選手宣誓を行いました。
第73回全日本学生賞典
障害飛越競技大会
2023.11.2~11.3
主な成績
- 【個人】
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6位 4年 Anna Bortnik 桜艶 総減点 0 13位 2年 川野 剛 桜真 総減点 8 19位 1年 砂川 成弘 桜望 総減点 16 28位 1年 門岡 祐樹 桜京 総減点 20 31位 3年 大池 駿和 桜妃 総減点 24 - 【団体】
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3位 日本大学
11月2日〜3日に行われた、障害飛越競技ではコースデザイナーが設置したさまざまな障害をいかに減点を少なく、早くゴールを切れるかを競う競技です。全日本学生では2日間かけて同じコースを2走行しその合計減点を競います。結果として、第一走行で、4年アンナボルトニク&桜艶が見事減点0で走行を終え、3年大池駿和&桜妃、2年川野剛&桜真、1年砂川成弘&桜望が減点8で続きました。1年門岡祐樹&桜京は減点12でゴールを切りました。団体成績としては本学が総減点16で5位通過をし、初日を終えました。2走行目は、少しのミスも許されない状況のなか行われました。緊張感が漂うなかで、選手やコーチ陣で念入りに下見やミーティングが行われ、アンナボルトニク&桜艶、川野剛&桜真が減点0でゴールをし2走行とも見事減点0で終えたアンナボルトニク&桜艶がジャンプオフに駒を進めました。砂川成弘&桜望と門岡祐樹&桜京が減点8、大池&桜妃が減点16で走行を終えました。2走行を合わせた最終成績で本学が総減点24で団体成績は3位という結果になりました。2位に入った明治大学との差は12点でした。個人結果ではアンナボルトニク&桜艶が攻めたコース取りで優勝を狙いに行きましたが、優勝には届かず5位で入賞しました。個人優勝、団体優勝共に逃してしまい、大変悔しい結果となりましたが、来年は団体優勝、個人優勝、さらに出場人馬全員が入賞出来るよう、部員一同トレーニングを重ねていきます。
第66回 全日本学生賞典
馬場馬術競技大会
2023.11.4~11.5
主な成績
- 【個人】
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優勝 3年 越後 りの 桜蝶 最終得点率 66.778 9位 1年 砂川 成弘 桜宇 最終得点率 64.333 12位 3年 藤田 華暖 アラジン・カンペルト 最終得点率 62.000 14位 4年 Anna Bortnik 桜羽 最終得点率 61.778 - 【団体】
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準優勝 日本大学
11月4日~5日に行われた馬場馬術競技は人馬ともに決められた技をより正確に華麗に見せ、審判が採点をする競技です。予選競技では、規定課目といって課題の図形を描き、その姿勢と図形の正確さを競う種目で、3年越後りの&桜蝶が66.778%で4位通過、1年砂川成弘&桜宇が64.333%で6位通過、3年藤田華暖&アラジンカンペルトが62.000%で12位、4年アンナボルトニク&桜羽が61.778%で14位という結果でした。翌日の個人決勝競技に駒を進められるのは予選競技上位10人馬のため、出場した4人馬中2人馬が翌日の個人決勝競技へ駒を進めました。団体成績は総得点193.11点で、1位の立命館大学の総得点203.19点にというわずかな差をつけられ、団体優勝を逃し、昨年同様、準優勝という結果になりました。2日目の決勝競技では、自由演技というオリジナルの音楽に合わせ、自身で考えた経路で馬の動きや技をする種目で争われました。2人馬とも練習の成果が良く出ていた演技の中見事、越後りの&桜蝶が69.545%で個人優勝しました。また、砂川成弘&桜宇が58.535%で9位という結果となり、決勝に駒を進めた2人馬共に入賞を果たしました。この種目は1つのミスが勝敗を分けます。来年は今回の雪辱を果たし、団体優勝、個人優勝どちらも果たし、出場人馬全員で入賞することを目標に、それぞれの人馬がさらに飛躍し、最高の演技ができるよう練習を積み重ねていきます。
第66回 全日本学生賞典
総合馬術競技大会
2023.11.5~11.6
主な成績
- 【個人】
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5位 4年 Anna Bortnik 桜彩 合計減点31.8 10位 2年 伊丹 媛香 桜恋 合計減点41.0 12位 2年 川野 剛 桜空 合計減点42.5 15位 3年 藤田 華暖 桜燕 合計減点43.9 — 1年 砂川 成弘 桜里 合計減点E - 【団体】
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優勝 日本大学
11月5〜6日に総合馬術競技が行われました。総合馬術競技は、調教審査(馬場馬術)・耐久審査(クロスカントリー走行)・余力審査(障害飛越)の3つの合計減点数で順位を競います。
初日に行われた調教審査では、4年アンナボルトニク&桜彩が減点27.8でトップに立ち、1年砂川成弘&桜里が減点30.3、3年藤田華暖&桜燕が減点35.9、2年川野剛&桜空が減点38.1、1年伊丹媛香&桜恋が減点41.0となりました。この時点で団体戦は暫定2位の専修大学に4.7ポイント差をつけ、トップで2日目を迎えました。耐久審査では、団体を組んでいる本学の選手5人馬中3人馬が障害減点0でタイムインをし、団体1位通過のまま最終種目の余力審査へ挑むことができました。
余力審査では、耐久審査で暫定1位に上がったアンナボルトニク&桜彩が惜しくも1落下で走行を終え総減点31.8で5位に入賞、耐久審査、余力審査ともに減点0の伊丹媛香&桜恋が初日から32位順位を上げて、総減点41.0で10位入賞、川野剛&桜空は総減点42.5で12位、藤田華暖&桜燕は総減点43.9で15位となりました。砂川成弘&桜里は余力審査ではゴールを切る事が出来ず、悔いが残る結果となりました。団体結果は、本学が合計減点115.3点で優勝、2位は東京農工大学で合計減点129.2点、3位は帯広畜産大学で合計減点129.8という結果で、無事に全ての競技が終了しました。
個人優勝は叶いませんでしたが、本学が力を入れている総合馬術競技で団体優勝を果たし、良い結果で大会を締めくくることが出来ました。馬場馬術、クロスカントリー、障害馬術という3種目を操り、最後まで何が起こるか分からないのが総合馬術競技の醍醐味だと思います。少しのミスで順位も大きく変わってくるので全ての種目において気が抜けず、馬との信頼関係も重要となってきます。来年も悔いのない結果で終われるよう日々トレーニングを重ねていきたいと思います。
インスペクション
調教審査
耐久審査
余力審査
表彰式
全日本学生馬術
三大大会2023
3種目総合優勝
3日間の3種目総合結果は、1位本学で合計907ポイント、2位が立命館大学で合計612ポイント、3位が明治大学合計569ポイントでした。
今回で三種目総合優勝13連覇を果たしました。
【成績】
全日本学生馬術三大大会2023 団体
優勝 | 日本大学 | 907ポイント |
2位 | 立命館大学 | 612ポイント |
3位 | 明治大学 | 569ポイント |