全日本学生馬術三大大会2019 3種目総合優勝
今回の全日本学生馬術三大大会は三木ホースランドパークにて10月31日から11月5日までの6日間で行われました。今大会で日本大学馬術部は
全種目団体優勝、馬場馬術競技、総合馬術競技にて2種目個人優勝、3種目総合優勝(障害飛越競技、馬場馬術競技、総合馬術競技)いたしました。
第62回全日本学生賞典
馬場馬術競技大会
2019.10.31~11.1
主な成績
- 【個人】
-
優勝 名倉賢人 桜頂 最終得点率 67.031 2位 古野博人 桜陽 最終得点率 66.344 5位 谷津友崇 桜雲 最終得点率 64.250 7位 重藤エディット彬 桜羽
最終得点率 63.531 - 【団体】
-
優勝 日本大学
10月31日~11月1日に行われた馬場馬術競技は人馬ともに決まった技をより正確に華麗に見せる競技です。
予選競技では、規定課目といって課題の図形を描き、その姿勢と図形の正確さを競う種目で、名倉賢人と桜頂が67.031%で1位通過、古野博人と桜陽が66.344%で2位通過、谷津友崇と桜雲が64.250%で5位通過、重藤エディット彬と桜羽が63.531%で7位通過、という結果でした。翌日の個人決勝競技に駒を進められるのは予選競技上位10人馬のため、出場した4人馬全員が翌日の個人決勝競技へ駒を進めました。
団体成績は総得点197.625点で、2位の立命館大学の総得点192.189点、3位の専修大学の総得点181.282点と点差をつけ優勝を勝ち取りました。
2日目の決勝競技では、自由演技というオリジナルの音楽、経路で馬の動きや技をする種目で争われました。4人馬とも練習の成果が良く出ていた演技の中見事、名倉と桜頂が68.340%で個人優勝しました。
また、古野と桜陽が67.075%で3位、谷津と桜雲が64.525%で5位、重藤と桜羽が62.965%で7位という結果でした。
名倉・桜頂は予選競技、決勝競技共に1位通過でしたが小さなミスもあり満足いく内容ではありませんでした。この新たな課題を強みに変え、来年は団体優勝はもちろん今年に引き続き個人決勝競技に全員が駒を進め、一番良いコンディションで最高の演技ができるよう練習を積み重ねていきます。
第69回全日本学生賞典
障害馬術競技大会
2019.11.2~11.3
主な成績
- 【個人】
-
6位 吉永一篤 桜艶 総減点 8 7位 谷口遼斗 桜魂 総減点 8 12位 名倉賢人 桜真 総減点 12 13位 松若流星 桜照 総減点 12 18位 有賀翔 桜艶 総減点 12 - 【団体】
-
優勝 日本大学
11月2日~3日に行われた、障害飛越競技ではコースデザイナーが設置したさまざまな障害をどれだけ減点なく、早く回れるかを競う競技です。全日本学生では2日間かけて同じコースを2走行しその合計減点を競います。結果としては、松若流星と桜照、谷口遼斗と桜魂、吉永翔司と桜艶、名倉賢人と桜真が減点4、個人出場の有賀翔と桜浩が減点8という結果でした。同志社大学が団体減点8で1位通過、本学は減点12で2位という1日目の結果でした。
2走行目は、同志社大学を追う形となりミスは許されない状況で選手、コーチ陣で念入りに下見やミーティングが行われました。吉永と桜艶、谷口と桜魂、有賀と桜浩が減点4、名倉と桜真、松若と桜照が減点8で終えました。同志社大学側でもミスがでて2日間合わせた減点数は同点、タイム差わずか13秒という接戦の中団体優勝しました。個人結果では吉永と桜艶が6位、谷口と桜魂が7位で見事入賞しました。
また、今年はジャンプオフは行われず、唯一2日間減点0で走行した立教大学の杉本が個人優勝しました。
団体優勝は勝ち取ることができましたが、2日間合わせて減点0の人馬が出ず、大きな課題が残る試合となりました。
この悔しさをバネに来年は団体優勝、個人優勝を目指して部員一同日々、トレーニングをしていきます。
第62回全日本学生賞典
総合馬術競技大会
2019.11.6~11.7
主な成績
- 【個人】
-
優勝 名倉賢人 桜望 合計減点27.1 2位 瀬川裕哉 桜宝 合計減点29.7 4位 吉田ことみ 桜里 合計減点31.1 5位 楠本將斗 桜空 合計減点33.6 6位 吉永翔司 桜虎 合計減点36.9 - 【団体】
-
優勝 日本大学
11月4日~5日には総合馬術競技が行われました。総合馬術競技は、調教審査(馬場馬術)・耐久審査(野外走行)・余力審査(障害飛越)の3つの合計減点数で順位を競います。
調教審査が終わった時点では名倉と桜望が減点27.1、吉永と桜虎が減点28.5、瀬川と桜宝が減点29.7、吉田と桜里が減点31.1、楠本と桜空が減点33.6で全員が上位にくい込める結果となりました。
耐久審査では、天気にも恵まれ良い馬場のコンディションで走行することが出来ました。団体を組んでいる本学の選手4人馬中3人馬が障害減点0でタイムインをし、団体1位通過のまま最終種目の余力審査へ挑むことができました。
余力審査では、一つでも障害を落としたら順位がひっくり返る状況の中、名倉と桜望が安定した走行で減点0でフィニッシュし、総減点27.1で個人優勝、2位に瀬川と桜宝が総減点29.7、4位に吉田と桜里が総減点31.1、5位に楠本と桜空が総減点33.6、6位に吉永と桜虎で総減点36.9という結果で出場人馬すべてが上位入賞することが出来ました。団体結果は、1位が本学で合計減点91.8、2位が専修大学で合計減点137.7、3位が慶應義塾大学で合計減点182.7と大きな減点差をつけて優勝することが出来ました。
本学が力を入れている総合馬術競技で日大の強さを改めてみせることが出来たと思います。馬場馬術、クロスカントリー、障害馬術と最後まで全ての種目に気を抜けない競技であり、少しのミスで順位も大きく変わってくるのでそこも総合馬術競技の面白さであると思います。来年も悔いのない結果で終われるようトレーニングを重ねていきたいと思います。
調教審査
耐久審査
余力審査
表彰式
全日本学生馬術三大大会2019
3種目総合優勝
6日間の3種目総合結果は、1位本学で
合計1255ポイント、
2位が専修大学で合計519ポイント、
3位が立命館大学で合計510ポイントでした。
今回は三種目総合優勝9連覇を果たしました。
成績
全日本学生馬術三大大会2019 団体
優勝 | 日本大学 | 1255ポイント |
2位 | 専修大学 | 519ポイント |
3位 | 立命館大学 | 510ポイント |