日本大学馬術部

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部員の声

VOICE 20

日大馬術部は濃密な時間を過ごせる場所

吉田 ことみ

2019年入学

姉の成績を超えたくって日大へ

父が馬の蹄を管理する装蹄師で、父と母で乗馬クラブを経営していました。そのため二人の姉と一緒に、小さい頃から馬に乗っていました。24時間ずっと馬と一緒にいる生活でしたので、私にとって馬は人間よりも身近にいる友達という感じでした。岐阜農林高校では馬術部には入っていましたが、自宅の乗馬クラブでも馬を乗り続けていました。馬の世話も、馬に乗ることも、両親に教えてもらいました。
小学校6年生か中学1年生頃から大会にも出るようになりましたが、試合で緊張するタイプではなく、いつも通り、馬に乗ることを楽しんでいました。チルドレンライダー障害飛越選手権で優勝することができたのですが、一番上の姉が大学の馬術部に入っていて、全日本学生選手権で優勝し、全日本学生の障害でも2位になったところを生で観ていたんです。だから大学に行って馬術部に入るのなら、長女の成績を絶対に抜きたいと思いました。そのためにどこの大学がいいかを考えたとき、日本一強い日大を選びました。監督が父と同じ装蹄師だったということもあります。

追われる立場だからこその努力

大学になってから総合馬術を始めたのですが、障害とクロスカントリーは大丈夫だったのですが、美しく見せて演技する馬場馬術には苦労しました。1年生のときから桜里という馬に乗っているのですが、桜里も私と同じで馬場馬術が苦手だったんです。馬も人と同じで気持ちがあり、試合になると緊張してしまい、いつも通りの動きができないことがあります。それに加えて、私も馬場馬術が苦手でしたので、すごく大変でした。今年も桜里と一緒なのですが、お互いに大丈夫だよと言い合ってはいますが、いまだに馬場馬術を課題として考えています。
桜里は以前、2位までは行くのですが、なかなか優勝できなかったんです。それが昨年、全日本総合で優勝することができました。そのため、今年は追われる立場になります。追われる立場になるからこそ、もうひとつ、もうふたつ努力して、今年も勝つことができるようお互いに頑張りたいと思っています。

女子部主将としての目標

今年から女子部の主将になったのですが、競技生活はもちろん、私生活でも部員全員の見本になり、引っ張っていけるような存在になりたいです。みんなで同じ目標に向かっていくのですが、それについていくのが厳しくなる部員も出てきたりすることもあると思うんです。そういうところもきちんと把握して、ただ先頭に立っているのではなく、後ろからも支えていけるようになりたいです。自分だけでなく、部員全員のことを考えていきたいと思います。そして、チームとして全日本学生で昨年に続いての完全優勝で12連覇を達成したいです。
日大は全国の大学馬術部の中で日本で一番いい施設と指導者が揃っています。11連覇をしたことで周りからも日本一の大学馬術部と思われており、そういう環境で過ごせることは大きな成長につながっていくと思います。技術面はもちろん、精神的なところも含めて成長することができ、本当に恵まれた4年間を過ごせています。

人として成長できる場所

今年が大学最終年になりますが、日大に入って本当に良かったと感じています。日大では部員同士で教え合ったりとか、自分たちで考えながら練習をやらなければいけません。私自身は高校まで障害しかやってこなかったので、大学に入ってから総合の馬場馬術の練習に取り組みはじめました。その練習も自分が主体となってやっていかなければならず、これくらいは誰かやってよとか、最初はどうしてここまで自分でしなければいけないんだろうって思ったこともありました。それまでは乗馬クラブの指導者だったり、姉などに頼ってばかりいたところがありましたが、日大では練習だけではなく、試合にエントリーすることも、試合のメンバーを決めることも、そういった一つひとつを部員で決めなければなりません。
でもいまとなっては、そこまでやってきたからこそ意識が高まったりとか、大学生らしくなったりとか、人として成長することができたかなと感じています。4年生になったいまも、毎日がとても濃い大学生活を送れています。

吉田 ことみ(よしだ ことみ)

スポーツ科学部 競技スポーツ学科 4年
岐阜県立岐阜農林高等学校出身

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12 DECEMBER

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1(SUN)
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6(FRI)
ジャパンブリーディングホースショー
7(SAT)
ジャパンブリーディングホースショー
7(SAT)
第96回全日本学生馬術選手権大会・第60回全日本学生馬術女子選手権大会
8(SUN)
ジャパンブリーディングホースショー
8(SUN)
第96回全日本学生馬術選手権大会・第60回全日本学生馬術女子選手権大会

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