全日本学生馬術三大大会2020 3種目総合優勝
今回の全日本学生馬術三大大会は山梨県馬術競技場にて10月31日から11月3日までの4日間で行われました。今大会で日本大学馬術部は全種目団体優勝、馬場馬術競技、総合馬術競技にて2種目個人優勝、3種目総合優勝(障害飛越競技、馬場馬術競技、総合馬術競技)致しました。
第70回全日本学生賞典
障害馬術競技大会
2020.11.1
主な成績
- 【個人】
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3位 名倉 賢人 桜望 総減点 4 4位 楠本 將斗 桜真 総減点 4 6位 吉田 ことみ 桜艶 総減点 4 15位 平山 直人 桜閃 総減点 8 34位 谷口 遼斗 桜魂 総減点 16 - 【団体】
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優勝 日本大学
11月1日に行われた、障害飛越競技ではコースデザイナーが設置したさまざまな障害をどれだけ減点なく、早く回れるかを競う競技です。例年は、2日間かけて同じコースを2走行しその合計減点を競うものですが、今回は新型コロナ感染症拡大防止の観点から大会期間が縮小され、1日に2走行が行われました。
1走行目は、名倉賢人&桜望、楠本將斗&桜真が見事減点0で安定した走行を見せ、吉田ことみ&桜艶が減点4、平山直人&桜閃が減点8、谷口遼斗&桜魂が減点12で続きました。1走行目終了時点の個人成績で名倉&桜望がトップに立ち、団体成績では本学が総減点4で1位通過をし、暫定2位に入った立命館大学は総減点6、暫定3位の関西大学は総減点12でした。
2走行目は、団体総減点が僅差であったため、少しのミスも許されない状況で選手、コーチ陣で入念に下見とミーティングが行われました。吉田&桜艶、平山&桜閃が減点0、暫定トップであった名倉&桜望が減点4で順位を落とし、楠本&桜真、谷口&桜魂も減点4で走行を終えました。暫定2位であった立命館大学はミスが出たため順位を落とし、2走行を合わせた最終成績で本学が総減点12で団体優勝を果たし、2位に入った関西大学との差は減点5でした。個人結果では名倉&桜望が第3位、楠本&桜真が第4位、吉田&桜艶が第6位に入賞しました。
また、今年はジャンプオフが行われず、唯一2走行を減点0で走行した関西大学の永合選手が個人優勝をしました。
団体優勝は勝ち取ることができましたが、2走行合わせて減点0の人馬が出ず、大きな課題が残る試合となりました。
この悔しさをバネに来年は団体優勝、個人優勝を目指して部員一同日々、トレーニングをしていきます。
第63回 全日本学生賞典
馬場馬術競技大会
2020.11.2
主な成績
- 【個人】
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優勝 有賀 翔 桜陽 最終得点率 66.500 4位 重藤 エディット彬 桜宇 最終得点率 64.615 5位 名倉 賢人 桜頂 最終得点率 63.615 6位 楠本 將斗 桜羽 最終得点率 63.231 - 【団体】
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優勝 日本大学
11月2日に行われた馬場馬術競技は人馬ともに決まった技をより正確に華麗に見せる競技です。
今年度より課目が変更となり、JEF S1課目が採用されたため、例年行われてきた規定演技と自由演技は実施されず、S1課目のみでの競技となりました。
この課目は昨年まで実施していた課目と同じ項目があり、特にピル―エットやハーフパスなどの図形を描き、その姿勢や図形の正確さが求められました。
当日は小雨が降るあいにくの天気でしたが、日頃のトレーニングの成果を存分に発揮し、素晴らしい演技を披露しました。
個人成績では有賀翔&桜陽が66.500%で優勝を果たし、重藤エディット彬&桜宇が64.615%で第4位、名倉賢人&桜頂が63.615%で第5位、楠本將斗&桜羽が63.231%で第6位に入り、出場した4人馬全てが入賞する快挙を果たしました。
団体成績では本学が総得点194.346点で優勝を果たし、2位の立命館大学が総得点194.193点、3位の立教大学が総得点181.500点でした。2位の立命館大学とは0.153の僅差での勝負となりました。
昨年も団体成績で2位に入った立命館大学との差が徐々に縮まってきており、来年は今年以上に厳しい戦いが予想されます。この種目は1つのミスが勝敗を分けます。来年はそれぞれの人馬がさらに飛躍し、最高の演技ができるよう練習を積み重ねていきます。
第63回 全日本学生賞典
総合馬術競技大会
2020.11.2~11.3
主な成績
- 【個人】
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1位 楠本 將斗 桜空 合計減点26.0 2位 名倉 賢人 桜望 合計減点28.2 3位 瀬川 裕哉 桜恋 合計減点30.3 6位 Anna Bortnik 桜彩 合計減点34.8 7位 平山 直人 桜虎 合計減点35.9 - 【団体】
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優勝 日本大学
11月2~3日に総合馬術競技が行われました。総合馬術競技は、調教審査(馬場馬術)・耐久審査(野外走行)・余力審査(障害飛越)の3つの合計減点数で順位を競います。
初日に行われた調教審査では、楠本將斗&桜空が減点26.0でトップに立ち、名倉賢人&桜望が減点28.2、瀬川裕哉&桜恋が減点30.3、アンナ・ボルトニック&桜彩が減点30.8、平山直人&桜虎が減点35.9と続きました。この時点で団体戦は暫定2位の明治大学に10ポイント近い差をつけ、トップで2日目を迎えました。
耐久審査では、5人馬とも安定した走行で障害減点0でタイムインをし、団体1位通過のまま最終種目の余力審査へ挑むことができました。
余力審査では、一つでも障害を落としたら順位がひっくり返る状況の中、楠本&桜空が落ち着いた走行を見せ減点0でフィニッシュし、総減点26.0で個人優勝、第2位の名倉&桜望が総減点28.2、第3位の瀬川&桜恋が総減点30.3、アンナ&桜彩が余力審査で1落下をし総減点34.8で第6位、7位に平山&桜虎が総減点35.9で入り、無事に全種目を終えました。団体結果は、本学が合計減点84.5で優勝、2位は明治大学で合計減点137.2、3位は専修大学で合計減点143.8と大きな差をつけて優勝することが出来ました。
本学が力を入れている総合馬術競技で優勝を果たし、良い結果で大会を締めくくることが出来たと思います。馬場馬術、クロスカントリー、障害馬術と最後まで全ての種目に気を抜けない競技であり、少しのミスで順位も大きく変わってくるのでそこも総合馬術競技の面白さであると思います。来年も悔いのない結果で終われるようトレーニングを重ねていきたいと思います。
調教審査
耐久審査
余力審査
表彰式
全日本学生馬術三大大会2020
3種目総合優勝
3日間の3種目総合結果は、1位本学で合計1270ポイント、2位が立命館大学で合計514ポイント、3位が明治大学で合計476ポイントでした。
今回で三種目総合優勝10連覇を果たしました。
成績
全日本学生馬術三大大会2020 団体
優勝 | 日本大学 | 1270ポイント |
2位 | 立命館大学 | 514ポイント |
3位 | 明治大学 | 476ポイント |